食物アレルギーでまたも痛ましいニュースが(>︿<。)

牛乳アレルギーの治療中に心肺停止


今朝知った牛乳アレルギーの治療中に心肺停止というニュース。


内容は、神奈川県立こども医療センターで食物アレルギーの治療を継続中の子どもが、自宅で牛乳を飲んだ直後に救急搬送され、一時心肺停止となる事案が発生。

現在も低酸素性脳症で治療を続けているという。



この子供は今年、同病院に入院して牛乳1ミリリットルから始める臨床研究の「急速経口免疫療法」を受診。

少しずつ量を増やして135ミリリットルの摂取が可能となり、22日目の退院後も1日につき1回、同量を飲み続けていた。


ところが退院から約3ヶ月後、自宅で牛乳を飲んだ直後に苦しさを訴えて心肺停止となった。

ぜんそくの持病があり、心肺停止となる2日前も発作があったという。



同病院は原因について、「牛乳アレルギーの反応性に何らかの変化が起こり、急激に症状が誘発されたと考える」と説明。

町田治郎病院長をトップとする倫理委員会で詳細を調べている。

また、治療の新たな患者受け入れを中止するとともに、同じ治療を受けている県内外の約200人に対して緊急時の対応方法などを文書で注意喚起した。


同療法は研究段階で未解明の部分が多く、同病院は2014年に導入していた。


報告を受けた日本小児アレルギー学会は、同治療に関する8千件近くの症例を15年に調べたところ「アナフィラキシーなど即時型症状は多く確認されたが、低酸素脳症のような重篤な有害事象の報告は今回が初めて」と説明。

全国の約340医療機関を対象に緊急調査を実施し、重篤なケースがあれば情報を共有して安全性に関する今後の研究に役立てるとしている。





今回の件は負荷試験中ではなく、負荷試験でクリアできた量を自宅で食べさせている時に起こったものだそうです。


しかも負荷試験をクリアしてから3ヶ月後の事だった。


ということは、我が家でも今後十分起こりうる事……?


そもそも、アナフィラキシーなど即時型症状は多数確認って……ฅ(º ロ º ฅ)


まぁ息子の場合は急速経口免疫療法ではなく、普通の経口免疫療法なので短期間での摂取量が圧倒的に少ないですが…


負荷試験をクリアして、「全然症状出なくて大丈夫じゃん♪」くらいに思ってましたが、体調が変わったりなど、いつもと同じ量でもアレルギー反応が出てしまうもあり、それがアナフィラキシーショックに繋がる可能性も十分にあるということを改めて考えさせられました。


決して軽い気持ちで挑んではいけないものだという事。


怖がりすぎてもダメだということも承知していますが、今後はもう少し気を引き締めて望もうと思います( ー̀ωー́ )





…ところで、神奈川県立こども医療センターといえば、以前、息子もこの「急速経口免疫療法」をしたらどうかななどと思いましたが、今年の夏くらい(?)に私が調べた時には既に、病院のホームページには現在急速経口免疫療法は中止していますとの記載がありました。


よくある事ですが、もしかしたら結構前に起きた事が、今回の発表で明らかになったと言うことなのかなぁと思いました。
※私の勝手な憶測です。





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